2024/03/19
今年こそはやってやるぜ!
今年は受験の年だ!
新しい学校に入った年だ!
去年だらけたから今年はやる年だ!
コロナの影響で本格始動が2か月遅れましたが
今あるその気持ちを持ち続けて
目の前にある習熟度テストに向けて
しっかりやり遂げてほしいところです。
ところが、皮肉なもので
このような「メラメラ!」と燃える気持ちは
実際には長続きするものではありません。
今も気持ちは、1週間もすれば下火になって
燃え上がったやる気はどこへやら。
これじゃ去年と一緒!となることも大いに起こり得るわけです。
だから、その場の成り行きと勢いで「うぉー」と勉強するのは、
少し先にある定期テストや1年後にある入試に向けた対策としては
あまりいい方法ではありません。
模試や定期テストで結果を出すことができる生徒は
基本たくさん勉強することを苦にしていない
ことが多いです。
よく話題にあがる
「私勉強してないの」という発言。
「○○ちゃん勉強してないって言ってたけど、絶対勉強してるわ」
って思いませんか?
これ実は、お互いの勉強の概念が違います。
かたや、1時間かけて英単語を書き写したものを「勉強」とみなすAさん。
かたや、1時間かけて英単語を書き写したものは「勉強」とは言わず
その後の30分で行った英語ワークの演習が「勉強」であるBさん。
Aさんの考え方ならば、Bさんは1時間半も勉強している。
でも、Bさんの理論なら、Bさんは30分しか勉強していない。
これが、会話がかみ合っていない最大の要因です。
Bさんタイプの生徒は、「やる気だけ」では勉強をしません。
気分が乗らないときは、本人が「勉強ではない」と考えている作業をしている。
上の例で行けば、1時間はなにかしらやっていることになります。
つまり、決められた時間は必ず何かをしています。
Aさんタイプの生徒は、「やる気だけ」で勉強をするので
気分が乗らないときは、作業もしません。
つまり、机に向かう時間がゼロなんてこともありえます。
結果、やる気のあるときとないときで2人は勉強時間に大きな差が出る。
Bさんタイプは、「やる気」があるときはプラスアルファでさらに勉強をします。
Aさんタイプは、「やる気」があるときにはじめて作業をします。
勉強にやる気を持ち込んでは、実はダメなのです。
もちろん何かを達成するうえで
「燃える気持ち」は大きな原動力になります
でもその結果、燃え尽きてしまい、やる気が起きなくて何もしなくなる。
では次につながらないですよね
入試のように、それによって終わるのなら(まだ)よいのですが
たいていの場合、大目標はその先にあります。
休み明けテストの先に定期テストがある、とか
定期テストの先に入試がある、とか。
入試が終わっても、その学校でよい成績をキープしておくためにはまだ勉強しないといけません。
テスト「ごとき」で燃え尽きている場合ではないのです
やる気と勢いに任せた勉強は改めて
今年は毎日のコツコツプラスアルファの勉強法を試してみましょう
勉強はやる気でやるのではなくシステムでやるのです
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1次情報に触れることが大事だという話。
勉強が「量」か「質」かの結論をズバリ。
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