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選抜1を受けることについて

time 2020/12/14

保護者面談の時期です。

保護者面談を乗り越えて選抜Ⅰの受検権利をゲットし、2月3日にコマを進めることができた中3生。
IKUEI個別学院西条校にも複数人いて、小論文の練習、グループワークなどの討論練習をくり返しています。

気合が入ってきていいですね。

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毎年受ける恒例の質問

この時期になると、選抜Ⅰの対策ばかりに力を注いでもよいのでしょうかという質問を毎年受けます。

苦悩が伝わってきます。
・選抜1の対策ばかりやりたいという気持ちの表れ
・選抜2の対策はしなくても大丈夫なのかという不安
・選抜2の対策をせずに合格したいという気持ちの表れ
14歳・15歳の心を乱すこれらの気持ち。彼らはとてもナイーブです。

読書感想文や意見文とは違うのが小論文。資料を読み取ったり、ていねいな言葉で文章を書かないといけなかったりと、今までにしたことのない対策をしないといけない。もちろん何の準備もせぬまま突き進めば、合格など到底できないこともわかっている。

また、もしも選抜Ⅰがダメだったときに、選抜Ⅱでちゃんと合格できるのかどうかが大いに不安なのも当然のことです。
選抜Ⅰの対策で難しさを感じている受験生や、外部のテストで振るわない結果になっている受験生はなおさら。

だから選抜Ⅰの対策に全力を注ぐことが、果たしてよいことなのか悪いことなのかが、わからなくて不安なのでしょう。
とてもよくわかりますよ。だいたい、初めて受験勉強するわけですから、そんな気持ちになって当然。

そんなあなたに、私からの言葉はこうです。
家で勉強するときに選抜Ⅰの対策ばかりやる。いいじゃない。

受験は「気持ちの強い受験生」が勝つという事実

受験は、自信と期待と不安を行ったり来たりするものです。これから残り2~3か月、ずっと調子のいいときではありません。そのときに、差が出るとしたら、結局「ぜったいここに受かってやるぞ!」という気持ちが強いかどうかです。

選抜Ⅰも立派な入試制度。別の勉強をしながらできるようになるほど甘くはありません。
「選抜Ⅱでがんばればいいや」という気持ちの人が、「絶対選抜Ⅰで受かってやる」という気持ちの人に勝てるとも思えません。

選抜Ⅰで勝つんや!という気持ちを、「対策の勉強」にぶつけることは絶対条件です。せっかくこれまでのがんばりが実を結んで、1回チャンスを増やせたのですから、ここで決めるつもりでいないともったいない。

だから私は、「自宅学習は選抜Ⅰに勉強時間のすべてをあてます」という気持ち、いいと思います。

1月に最後の定期試験がある学校がほとんどなので、今日、今すぐに選抜Ⅰばかり勉強するのはさすがにやりすぎだとは思います。でも、それが終わってからは、選抜Ⅰの対策に力を大きく注いでください。

もちろん、学校や塾では選抜Ⅱ対策もやる。

すべての時間をあてる、とは言っても、学校の授業や、塾の通常の個別授業中に、先生の目を盗んで選抜Ⅰの対策をしようという意味ではありません。授業中は、目の前の授業をきちんと受けてください。

理由を簡単に挙げれば、選抜Ⅱに回ったときのことは頭に置いておかないといけないからです。

強い気持ちで、選抜Ⅰの対策は目一杯やっても、受験に「やる前から100%成功」はあり得ません
どんなにしっかり対策しても、ダメなときはダメです。

そんなとき、選抜Ⅰにもしものことがあって、そして勉強も本当にすべての時間選抜Ⅰ対策に回していたとしたら。
選抜Ⅱの学力検査用の勉強が、大幅に遅れることになります。1か月でこの差を埋められるか。正直厳しいです。

だから、学校や塾で、学力検査用の勉強をしているときは、素直にその勉強をします。その場で100%解決して、自宅には持ち込まないつもりで。
そうすれば、もしものことがあっても大きな差にはつながりません。

選抜Ⅰがもらえた人、それを頭に入れてがんばってくださいね!

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