2024/03/19
いや、コツコツするのは私も苦手ですよ。
7月も残り1週間となり、短いとはいえ、待ちに待った夏休みがそろそろやってきます。
せっかくの休みですが、心の底から喜べないのはきっと、夏休みには宿題がたっぷり出るからじゃないでしょうかね。短い夏休みでも、学校の先生はみっちり勉強してほしいですから。親心というか、先生心というか。
1週間で終わらせる!でも、お盆前までに終わらせる!でも、今はいくらでも調子のよい言葉が出てきます。
でも、実際にそれを達成できる人は、意外と少ない。それゆえ、夏休みが終わるころには、ほぼ確実に、コツコツ進めておけばよかった……となるわけです。今年は特に、これが顕著に出てきそうですね。「夏休みが始まった瞬間に詰み」みたいな。
まぁ、コツコツやっておけばよかったと思うのは、児童生徒あるあるですね。誰しも1度は、こんなことにおちいってしまっていると思います。もちろん、私も例にもれず、毎年同じことを思っていたタイプです。
だから、立場上『毎日コツコツ勉強しろ!』と言うときも、『とは言って難しいですよねー皆さん』と同時に思っています。
だって、自分もできてないんだもの。
コツコツ勉強できる学生はきっと一握りで、多くの人はそれをまねしようとして挫折しているのだ、と私はそう思っています。だから逆に言うと、コツコツしなくても前に進むようなシステムを構築しておけばいいよね。
「締め切り効果」で自分を調整
じゃあどうすりゃいいんだ、って話になります。
そこで分析。「コツコツやればよかったー」と思う生徒は、どんな勉強方法をとっているのか。これはほとんどの場合、休みが始まるころと終わるころに、ドカドカっと勉強をします。
はじめは、きちんとやらないと!の精神で始めますが、「三日坊主」。休みが終わる1週間前くらいに慌ててやり始めてギリギリ終わる、「直前焦り魔」。
この2つの勉強によって、学校の宿題は成り立ちます。「三日坊主」と「直前焦り魔」はセットで訪れます。私もそうです。
そこで私のおすすめは、締め切りを前に倒して、それに向けて行動することです。
例えば、宿題の提出日よりも1週間前に勝手に締め切りを作って、そこに向けて宿題をこなすようにすればよい。
人間は、締め切り前には「完成させたい」という欲求と「間に合わせなければ」という焦りが集中力を上げる効果があるらしいです。締め切り効果といいます。ここテストに出ます(出ない)。
つまり、締め切りを少し前に、自分自身で作ってしまえば、効果的に締め切り効果を使えます。私はそれを経験済み、基本的にいつもこうしています。
自分で作ったAという締め切りに間に合わなかったとしても、本当の締め切りBはまだ先にあります。
一度締め切り効果を使って追い込んだ宿題は、締め切りが1回しかない場合と比べると、進み具合が違います。自分で締め切りに向けても、全力でドカッと勉強します。最悪仮締め切りに間に合わなくても、本締め切りまでに、今まで2回だったドカッと勉強が、3回に増えます。これでも大きな効果です。
それでも甘えてしまう……
この話を塾生にしたとき、ある生徒が、「でも…自分が作った締め切りって、『ホントの締め切りはまだ先にある』ってわかっているから、甘えちゃうんですよね」と話してくれました。
うるせぇ!甘いこと言うな!自分の締め切りに間に合わせろ!
と言いたいところなんですけどね。なるほど。それも一理ある。
やってみると、自分で作った締め切りにも焦りを生みますから、締め切りを作らないときよりも十分効果はある。とりあえずやってみてほしい気もするんですけどね。
でも、そう思っている塾生がいるならなにかいい方法があればいいなぁと思いまして。
久しぶりにあれ、やっちゃいます。
詳しくは明後日のブログにて。
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