2024/03/19
ある日のやりとり。
作文を書いてもらっている最中。
小学生「先生、『にわとり』っていう漢字は『庭鳥』ですか?」
私「いやいや、そうじゃないよ。まだ習ってない難しい漢字なんだよ」
小学生「そうなんですね。じゃあひらがなで書きます」
おもしろいなぁ、確かに一度は誰もが思っちゃうことかもしれない。
でも、なんであの鳥のこと『にわとり』っていうんだろう。
と思って、ネットで調べてみると、ありました。
ニワトリの語源は、「庭の鳥」「庭にいる鳥」の意味の「ニハツトリ」で、「ニハツトリ」の連帯助詞「ツ」が落ちて変化した語。
語源由来辞典(https://gogen-yurai.jp/niwatori/)より引用
もともと「庭鳥」やないですか。
じゃああながち間違いでもないじゃない。
ここでの「庭」は、家の庭ではなく、神社の境内を指すようです。
神聖な鳥なんですね。
にわとりの漢字は『鶏』ですが、この字があてられたのは、明治時代になってから。
「ニハツトリ」は、なんでも万葉集(奈良時代!)からもう使われていたようなので、改名してから日が浅いやつみたいです、あいつは。
一つお勉強になりました。
ネタを提供してくれた小学生に感謝。