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できないなんてことはないと信じて

time 2021/05/25

私立中学校と、私立・県立の高校での中間テストが終わり
先週の終わりからチョロチョロと返却されてきました。

県立の高校はオンライン授業・分散登校が始まっているので、学校に行っていない子も結構いました。
そんな中、返却された点数を見ています。

中1、初めての定期テストで数学100点をとって帰ってきた生徒もいます。
ミスなしですべての問題が解けたのは、とても素晴らしいです。
もちろん毎回目標にはしますが、実際に取ってくるのは、きちんと細かいところまで見渡せた証拠ですね。素晴らしい。

そのほかにも、90点を取って帰った子もいます。
苦手の教科で今まで以上に点を取ってこれた子もいます。

逆に、思うように点数が取れなかったという子もいます。教科単位では、誰もが「この教科は取れなかったなぁ」というものは出てきます。
私の仕事の一つは、「思うように取れなかった教科」について、「どこにその原因があるかなぁ」ということを、生徒と一緒に考えることです。

塾では一生懸命勉強しているように見えてるから、もしかしたら、家での勉強時間にもしかしたら問題があるかもしれないね。短かったのか、集中力がなかったのか、いくつか考えられそうだね。
その一生懸命の勉強が、ちょっと別方向の勉強だったかもしれないね。もしかしたら、私もあなたも、勉強しているつもりになっていただけかもしれないね。
単純に、わからないところを放置してやっちゃってたかもしれないね。家で勉強してると、そうなることもあり得るかもしれない。
塾の授業が、方向違いだった可能性もあるね。ごめんね。テストを少し研究してまたやり方考えようね。

何かに書かせたりした時期もありますが、今は基本的に本人とやり取りしながら掘り下げることにしています。
怒ることは基本的にないです。終わったことを責める話ではなく、次に向けて「問題点」をあぶり出すのが目的なので。痛いところを突かれた、という顔をする生徒はいます。

本人にとっていい点数が取れた場合は、「よかった!次もがんばりましょうね!」と勉強のやり方をほぼいじらないことにしています。
はた目からみると「非効率」に見える方法であったとしても、その子にとってはぴったりな方法なのかもしれませんから、もう一回、そのやり方続けてみましょう!という考え方です。
(あ、もちろん『どうも前回と同じようにいってないなぁ』というときには口出しします。)

掘り下げた後は、次のテストのために、どこを修正して勉強しようか話し合い、次のテストまで、そこをチェックしながら進めます。
授業もしますが、進度チェック・内容チェックもします。

ほとんどの場合、やり方がはまれば、できるようになると踏んでいます。
はまる方法を探す旅、です。

決して、お子さんができないわけではないです。
だから、「うちの子はできない子なんだ」「この教科は向いてないんだ」と判断するのはちょっと待ってください!

やり方を工夫して、なんとかできるようにがんばらせたいです。
勉強が嫌にならないように、なんとか方法を模索したいです。

だから、もし「うちの子はできない子?」と思ってしまう場合、相談してください。
一緒にやり方を考えましょう。前向きに、方法を考えましょう。

IKUEI個別学院西条校中の人の独り言