2024/03/19
東広島市の公立小中学校は秋休み中ですね。
9日から13日まで、5日間の休み。充実していますか?
聞けば、しっかり宿題が出されているし、陸上の記録会で3日間練習が組まれているよ、なんて声も。
10月から中学校の部活動も解禁になり、近々行われる試合のためにハードに練習するとも聞きました。
急に動いて、けがをすることだけはないように心から願っています。
IKUEI個別学院西条校はとくに秋休みございませんので、通常通りお越しいただければと思います。
14時には校舎開けてますので、自習にお使いになるのもOK。
もし家で勉強しにくい事情があれば、自習室をどんどん使ってください。
勉強がはかどる場所ってあるよね。
勉強しないといけないことがわかっているとき、どこで勉強するとはかどるか。勉強できるか。結構大きな問題になります。
塾で勉強するのが快適でよい、という風に言ってくれる塾生が多いのはありがたいことです。
ほかの生徒が一生懸命やっているのを見れるから気合が入る、という生徒もいますし、わからないところの質問がすぐできるからはかどる、という生徒もいます。単純に、「塾=勉強」だから自動的にスイッチが入るっていう子もいますね。お茶を飲むのが目的、アイスを食べるのが楽しみ、という子も少なからずいますが(笑)、勉強している姿、進んだ教材を見せないと食べられません、飲めませんのであしからず。
家の方が落ち着いて勉強できる生徒もいます。結構います。
どこになにがあるかわかっている安心感は絶大です。褒められたり声かけをされるなら、他人の塾の先生よりも血のつながっている親兄弟、というアットホーム家族もたくさんいます。逆に、無言のプレッシャーが自分を強くする系の生徒もいますね。休憩時間にすぐベットに横になれる強みを力説する生徒もいました。
図書館派も昔ほどではないですがいます。今は図書館で勉強しづらくなっているらしいですが、知っている人が周りにいるのはどうも好かないという生徒は、図書館を利用している率が高い気がします。本が近くにあるから調べものできるし、基本静かだしという。休憩時間を読書で過ごせるメリットは、文学少年・文学少女にはもってこいの場所なのでしょう。
「静かすぎると逆に集中できない」タイプの生徒も思ったよりいますね。誰かと話したい(ときもあるでしょうが)わけではなく、周りが多少話し声などでにぎやかなほうが手が動くので、フードコートやカフェに行く、という生徒の声も耳にします。もっとも、中学生高校生ではカフェに行く回数制限あるでしょうが。何を隠そう私はカフェ勉派です。
私たちがお子さんの勉強に関して考えておくこと
「子どもが家で勉強しないんです」とおっしゃられる保護者の方は結構おられます。
「自習にたくさんの生徒が来て勉強しています!」と誇られている学習塾が多いこともあり、自習をすることがいいことになっています。もちろん勉強していることが大事なので、それについては肯定的です。
ところが皮肉なことに、私含め多くの塾の先生は、塾生が自習しに来ないと不安になります。大丈夫?って。
どこで勉強をしようができていれば別にいいはずなのに、やっぱり目の前で勉強した姿を見ないことには、安心しないのは、保護者の方だけじゃないです。そこはご安心ください。
では、どうやったら目の前で勉強して、こちらも安心となるのか。いろいろ試行錯誤します。
保護者の方や講師の私たちが、お子さんの勉強に関して考えてあげることは、勉強開始のハードルを下げてあげることです。
いきなりお子さんが一人で、自分の考えをもって勉強するということはなかなかないですよね。理想ではありますが。
でも、自主勉強とは言わない。せめて宿題くらいはバッチリやってくれ、と思う私たちの気持ちを汲んでくれるお子さんは、一定数います。
「それすら難しいのだよ」というご家庭もあれば、「宿題しかやらない!」と気になさっているご家庭もあります。
悩みは尽きない。ホント尽きない。だから保護者の方も私も頭を悩ませるわけですよね。
勉強開始のハードルを上げる/下げる
ふと、「勉強しなさい」の声かけって、意外と勉強開始のハードルを上げちゃうって、最近よく考えることです。もちろん、例にもれず私もちょくちょくやっちゃいます。
私が「勉強しなさい」って言うときって、「早く始めてほしいなぁ」とイライラしているときです。だから自然と語気が強くなります。強い語気に対しては、(肌感覚ですが)相手は委縮するか反抗するかのどちらかのことが多いです。嫌になっちゃうんですよね。そうなると、勉強開始のハードルが高くなっちゃう。
(実家に帰るとうちの母親が「早く風呂入りなさい」と語気強めで言ってくるので、今でも反抗しちゃいます。お風呂に入るハードル高まってます。だいぶダメ大人ですね。)
勉強開始のハードルを下げるって何かなぁと、日々考えます。
いろいろな生徒がいるので、「これが解決策です!」「皆さん、子どもにはこうしなさい、ああしなさい」と、はっきりしたことは一つにまとめられません。
やってほしい内容・教材・範囲を指定し、それを伝えることはありですね。
「宿題しなさい」でも、「数学の宿題が出ているならしなさい」だけでも、少しハードルは下がるような気がしています。
●●時から始めようねって、5分後くらいの時間を指定するのも一つかもしれません。
すぐやりなさいのプレッシャーから解放されるだけで、(疑似的)自発勉強が身につくのではないかという私なりの仮説です。
「勉強してほしいなら、こちらもテレビを見るのはやめよう」という方法もよくお伝えする手法です。
お子さんが勉強している時間くらいは、読書するなりお仕事するなり、テレビ以外のことをしてあげるのがよいかなぁと。一緒に勉強するというのも、短い時間ならありでしょう。もちろん、保護者の方もお疲れのところでしょうから、無理のない範囲で、できる範囲で。逆にイライラしてしまったらハードルをグンと上げちゃいますから。
簡単なご褒美みたいなものをちらつかせる用意してあげるのもよい方法だと思います。
「何かを買う」みたいな大きな約束はあまりオススメしません(家計を圧迫するのでね)が、例えば晩御飯にプリンがついてくるとか、お風呂の入浴剤を好きなのにしていいとか、その程度でもうれしいと思います。
状況はご家庭によってまったく違うから
……と、個々のご家庭の状況を無視してのお話でした。ほかにも取り組みはたくさんありますし、ご家庭によって状況が異なりますから、「これをしなさい!」というお説教ではありません。頭の中にある『理想的な状況』を書き出しただけに過ぎません。
「うちの子にはどんな方法があるかしら/効くかしら」と考えられるきっかけになったら私は嬉しいです。
個々で状況がまったく異なりますから、面談会定期的に開いております。塾でのご様子なども併せて一緒に考えます。
今日、この記事が目に留まった方、何はともあれ「とにかく今は何も言わず勉強してくれよ」とお考えでしたら、塾の自習室に送り込んでください。私が勉強開始のハードルを下げる策を何個も何個も試しますので。
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