2024/03/19
中3の最後のほうの単元が入試に出題されないらしい
少し前ですが、東京都の今年度入試の出題範囲についての記事が載りました。
コロナによる休校の影響で
受験生に対する入試の不安を解消する
進度ギャップを避けるための措置として
東京都教育委員会が発表したものです。
簡単に言うと、
中学3年生の最後の単元を出題範囲から除外することにした
という決定です。
(国語は中3の漢字をすべて範囲から除外)
記事を書いている間に、他県でも続々と対応が発表されています。
東京都教育委員会は、来年の都立高校の入試について国語や数学などの5教科で例年より出題範囲を狭めることを決めました。新型コロナウイルスの影響で長期間、休校が続いて授業ができず、学習に遅れが出ていることが理由です。
(中略)
具体的には、
2020年6月11日 NHKwebより引用
▽国語は3年生の教科書で学習する漢字、
▽数学は三平方の定理と標本調査、
▽英語は関係代名詞の一部、
▽社会は公民的分野の一部、
▽理科は力学的エネルギーなどを出題対象から外します。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200611/k10012466421000.html
新型コロナウイルスの感染拡大で学校の休校が長期化したことを受け、県教育委員会の桐谷次郎教育長は16日、来年の公立高校入試の出題範囲を限定して実施する方針を明らかにした。各教科の出題範囲は、7月初めまでに示す。
(後略)
2020年06月17日 カナロコより引用
https://www.kanaloco.jp/article/entry-382650.html
大阪府の吉村知事は、新型コロナウイルスによる休校措置の長期化で、授業の遅れが懸念されていることを受けて、来年の府立高校の入学試験では、年度の終盤に履修する内容については、出題範囲から一定程度除外する方向で調整していることを明らかにしました。
(後略)
2020年06月16日 NHKwebより引用
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200616/2000031078.html
ここでは、この判断・決定が「広島県入試」ではどのような影響がありそうか
私が考えることをお話してみます。
この判断・決定についての私の考えはここでは述べませんのであしからず。
広島への影響は少ないと考えられる
結論から申し上げると、上記のようなことです。
もちろん、例年に比べて授業進度が遅いのは承知のうえで、です。
理由は2つあります。
1.東京は学校の授業が完全に元通りになっていない
2.広島の入試日程は東京の入試日程より遅い
それぞれ考えます。
学校の授業進度の問題
東京など首都圏の中学校は、現在も分散登校が行われていると聞きます。
話によると、8月まではその方法でいく、とのこと。
(新聞報道ベースなので、実態はもしかしたら違うのかもしれませんが)
ですから、授業時間が確保されているとはいいがたい。
東京の入試範囲縮小は、ここからきているのではないかと推測しています。
一方、現在、東広島市の小学校・中学校は
(多少の時間割変更などあるかもしれませんが)
通常通りの時間割が組まれています。
それにより、正式な授業時間が確保されています。
つまり、入試範囲を狭めるほど、時間的に苦しい状況であるわけではない
と考えることができます。
(授業ペースがだいぶ早いので、定着しているかといわれると疑問ですが)
よって、入試範囲はそのままであろうと推測しています。
入試時期の問題
もう1点、入試時期が東京と広島で違います。
東京は、2月下旬に入試が行われます。
一方、広島は先日正式に3月8日・9日の2日間であることが発表されました。
2週間程度差がありますね。
ですから、東京がより早く内容を終わらせないといけない事情があり
2週間遅い広島は、そこまで神経質になる必要がないのではない
という判断をすると思います。
以上から、入試範囲について広島はそのままいくと考えています。
入試範囲については、今後県教委の方でなにかしらのアナウンスがあると思われますが
どちらにせよ、今中3生の皆さんが考えることは
目の前の勉強を大事にしていこうね
ということ。
議論になっている内容は
年内に扱うか扱わないかの分野で
今日学校で習ってきたことは、入試の範囲です。
今は先のことを気にしすぎる前に
今できることを精いっぱいやろうというのが
私なりの結論です。
ぜひご参考に。
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