2024/03/19
努力が結果に現れる
中3の数学単元テスト(学校で行われるヤツ)。
昨日授業があった生徒がもってきてくれた結果は、表面も裏面も、両方とも100点満点!
この生徒は、定期テスト2回連続80点越えの結果を前回初めて出したけれども「イマイチ喜びがないですね」と言っていた子で
その悔しさやモヤモヤを、小テストよりサイズの大きなテストできちんと払拭できたかなと思います。
ここ最近の複雑な表情とは一転、とてもいい笑顔で私に実際のテストを見せてくれました。
この生徒には、結果にストイックな担当コーチをつけているので、満点の結果を素直に喜んでくれるかはわかりませんが(笑)。生徒も「なかなか褒めてくれないのがまたやる気を掻き立てられていいです」と言っているので、相性はそこそこ良いのだと思います。
激甘室長と激辛コーチの良いバランスということで、生徒には納得してもらっています。
まずは「書こうとする」意識から
作文が苦手な小学生がいます。
まぁ、小中学生で『作文が大得意です!』という子のほうが稀だという印象はありますが。
そのような生徒に、ヨーイドンで「400字の作文を書こう」というのは、どうしてもハードルが高いような気がしてならないのです。私は。
でも、「日記を書こう」というのもまた、抽象度が高すぎて難しいようで。だから、私の授業では『短い文章で、今日楽しかったことを書いてみてほしい』と伝えて書いてもらいます(大したメソッドじゃない)。
はじめは本当に手取り足取りです。「1時間目は何だった?」「2時間目は?」「給食時間はどう?」「家帰って何したん?」。嫌がられるほどの質問攻めです。
自分にとって大したことのない出来事でも、他人が聞くと驚くほどすごい内容だということはままあります。
「毎日800字から1000字くらいのブログ記事書いてます」っていうのは、私にとっては普通(というか字数少ないくらい)のことですが、これを生徒に言うとびっくりされることがあります。「毎日原稿用紙2枚書いてんスカ!?」って。
だから、生徒の側が「これってすごいことなんだ」「これって書いても恥ずかしくないんだ」なんて思ってくれればこっちのものです。文章の形式はともかく、どんどん書いてくれるようになります。
文体や文法、表現方法などはそこから修正していけばいいと思っています。何事も、「習慣」と「量」が大事です。
もちろん、この気持ちになってくれるまでが大変なんです。作文指導の8割は、ここにかかっていると言っても過言ではない(と私は考えていますがいかがでしょうか)。
ちなみに私の小学生時代は…
私は変わった小学生でしたので、日記を書くときに『今日、3時間目に水泳がありました。』と書き出すのが嫌いでした。先生も一緒に水泳やったから知ってるじゃん、と思っていたので、できるだけ先生が知らない内容を書いてやろう、という気持ちでした。
だから、『水泳の授業の前にある出来事が起こった』みたいに始めるタイプの小学生だったんです。当時の担任の先生がいい人で、この書き出しをおもしろがってくれていました。そうしたら調子に乗る小学生、どんどんエスカレートしていって、1日の日記を10ページくらい書いたこともありましたか。調子乗りだったのです、当時から。
担任の先生はそこから、ちょっとした「てにをは」や主述の対応などを少しずつ直して返してくれるようになりました。大変だったと思いますよ、ホント。嫌な小学生だったんじゃないかなって思います。
今思い出したらなつかしいな。先生元気かな。
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