2024/03/19
小さい「くやしさ」を積み重ねる
単元テスト終わりの中1の英語授業中。
これまでに習ったbe動詞の総復習をしています。
英語の単元テストの点数がよかったので、次こそ100点!を目指してがんばっています。
「あーこの単語忘れてた!覚えよう」
「Whoってこうやって書くんだった!チェックしておこう」
自分の間違いを見つけるたびに、小さく声が出てしまいます。悔しい。これが彼の今の原動力です。
初テストが6月にずれ込んでしまったため、それまではどこか小学生気分が抜けていないようにも感じていましたが、それももう昔の話。
彼は、立派に中学生へと進化しました~(ちょっと大げさ)
という感じで、悔しさは人を成長させます。
悔しい気持ちが、さらに強くなろうと練習に積み上げる。もっと成績を上げようと勉強に精が出る。これが成績アップには大事です。
大事なのですが、その悔しさは、この彼みたいに、普段の勉強の中で感じ取ってほしい。毎回定期テストや模擬試験で受け取ってはダメです。
なぜなら、定期テストは、結果は出さないといけない場面だからです。
「あー今回の定期テストいい点とれなかった!悔しい。次こそがんばろう」
いやいや、この定期テストで成績ついちゃうんです。
もし期末テストだったら、次がんばっても成績はもう挽回できないんです。
もし中間テストだったら、期末テストのがんばりは今の2倍必要になっちゃうんです。そうじゃないと逆転できないんです。
だから、悔しさは、普段の勉強の段階で、もっと小さなサイズで感じなければなりません。
くやしさのつくりかた
悔しさの作り方は、さまざまあります。
毎日テストをする
学校でも塾でも、その日学んだことを、自主勉強を利用して毎日テストを作ってみてはどうでしょうか。
その日学んだことなんて、覚えてるに決まってるじゃん、とお思いのあなた。甘いです。
その日1日とはいえ、学んだ内容を意外と覚えていないものです
そこでテスト。
「あーあれなんだったっけ!」
を、小さなテストで小さな悔しさが芽生えます。これが勉強の小さな原動力となります。
勉強は、単純なインプットアウトプットでやるものではなく、そこに感情を乗せることでより強固な記憶になります。
「なんとか思い出す」というこの行動も重要です。脳をフル回転させることで、思い出す「筋力」のようなものが鍛えられるイメージ。結果、脳に記憶が刻み込まれます。
友だちと勝負する
友だち同士で競争するのもありです。
お互いに問題を出し合ったり、学校の小テストで勝負したりと、やり方はいろいろあります。
出す問題は、自分で自主勉強ノートに作った問題を出せば、自分の記憶にも定着してグッドですね。
出された問題は、自分で作ったものが出ていれば再テストみたいなことにもなるし、自分が作っていなければ、新たな自主勉強ノートのテーマにもなります。
まとめ
いかに、悔しさから学びを得て、本番に生かせるか。
本番でくやしさを受け取るようでは、「遅い」と言わざるを得ない。
定期テストで、入試で、検定で。
結果を出さないといけないタイミングできちんと出すために、ぜひ試してみてくださいね
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