勉強の合間の「間食」にまつわる問題点

太っちゃう。

中学高校大学、どのカテゴリの生徒学生にも、テスト前になるとやたら太ってしまう人が多くいます。

理由は2つあって、
・部活の停止や引退に伴って、運動量が減った
・勉強の合間についつい間食をしてしまう
ま、だいたいこういったところでしょうか。

太ってしまうこと自体は別に大したことではない（勉強という意味ではね。スタイルという意味では大問題でしょうけど）ので、まぁ脂肪蓄えるなら知識も蓄えてよ、というところですが、問題なのは後者の間食をすること、なんです。

間食の問題点

人間が蓄えているエネルギーは、生きていく上でもっとも大切なところから順に使われます。心臓が動いて血液を全身にめぐらせているのも当然エネルギーがいることですし、呼吸をして酸素を取り入れるのにもエネルギーがいります。
もちろん、人間は食物を消化させるのにもエネルギーを必要とします。そして、勉強をして脳みそに知識を蓄積させるにも、エネルギーを必要とします。

食物を消化させるのと知識を蓄積させるのと、どちらが「生きていく上で大事なこと」なのでしょうか。
言うまでもなく、食物を消化させることです。

では、食物を消化することが、勉強中に発生するとしたら。
知識を蓄積させるのに必要なエネルギーは、消化に回されて足りなくなってしまいます。結果、勉強をしても知識はうまく頭に入らず、非効率な勉強を繰り返す原因となります。

空腹になったとき、それは「知識を入れる大チャンス」。消化させる必要がある食物は胃の中にないので、エネルギーが知識の蓄積にすべて回されます。

こと勉強だけに限って言えば、空腹だからといって、すぐに何かを食べるのは、実は逆効果です。
勉強したいなら、少しの間我慢して、「マリオのスター状態」の勉強を進めましょう（例えが時代を感じる）。