2024/03/19
ちょっときつい言い方になってしまったタイトルです。
私の本心です。もちろん、変えるサポート・道を指南するのが私の仕事なので、私自身にも強く言い聞かせていることでもあります。
10月。この時期になると、高校生は学校で受けた模試が返ってきます。中学生は、習熟度テストの結果ですかね。
三者懇談会などで、学校の先生にも強い言葉で言われることかなと思います。
「この成績では…(ウンヌンカンヌン)」「この成績のままだと…(ウンヌンカンヌン)」こういうやつです。
うちの塾生たちも例にもれず模擬試験が返却されてくるわけですが…まぁ気になるのは合格判定です。どうしても。
この前も塾生が「ちょっと話を聞いてください」というので、軽く2者面談をしました(軽くと言っても1時間くらいしゃべってしまいます)。
そのとき必ずと言っていいほど聞かれるのは、「今のままで志望校に合格しますか」という質問です。
どんな判定を持っている生徒でも、必ず聞かれます。
今のままがんばったら、志望校に合格するのかなぁ。
このままで、志望校合格ラインキープできるのかなぁ。
不安になる気持ちは当然です。よくわかります。合格したいからこその、この質問でしょう。
ところが、私の中の答えは「わからない」です。
きっと今のままで志望校に合格しないと思ってるからその質問してるのでしょう。だったら、そんなこと考えずに勉強しなさい……と思ったことをさらっと言えたらいいんですけどね。
いざ真正面からそういう風に言われると、ズバッと切り裂くこともまたいろいろ考えてしまうわけです。
不安の原点はどこか。どこなら変えられるか。
ところで、この「不安」とはどこからくるものなのか。
なぜあなたは、合格できるかどうか「不安」になっているのか。
これは、生徒によって大きく異なります。
今まで運動部で部活に打ち込んできて勉強してきていない!かもしれないし、
どんなに勉強しても成績が伸びない!かもしれない。
勉強する気が起きない!かもしれませんね。
一人ひとり状況が違う以上、それぞれの気持ちを細部まで『細かく』分けてみると何か見えてくるかもしれません。
例えば、志望校合格できるか不安なのは、今の志望校の合格判定がE判定だからだとしましょう。
すると、こういう気持ちの分解が考えられます。
E判定なのは、勉強ができていないからだ
⇒勉強ができていないのは、時間がないからだ
⇒時間がないのは、無駄時間を過ごしているからだ
⇒じゃあ無駄時間をできるだけ減らせばいい。
という結論に達するわけです。
もちろん、これはただの一例。実際には、もっともっと細かく気持ちを整理していきます。
『無駄時間を減らす』と言っても、じゃあ無駄時間って何?とか、どうやったら削れる?とか、そういうところまで掘り下げていくことで、より行動に結びつきやすくなります。
また、原因と考えられるのが一つではないかもしれません。むしろ、一つではないことの方が多いですね。
そんなときは、それぞれ切り離して原因を単純化し、それをすべて細分化していく。
基本的にこの『細かくしていく作業』をしていけば、不安は小さくなります。行動する指針がはっきりするからです。
はっきりした指針で、勉強の計画を立てると、びっくりするほどよく伸びます。それは、やることが明確になって、ほかに目を移す場所がないからです。
この勉強が、必ず合格につながるんだ
そういう自信が、細かくしていく作業にはあるのだと思います。これをせずに、ただ漫然と計画を立てると、計画は倒れます。倒れるのは当然、不安という土台の上に計画を立てちゃったからです。
この勉強は合格へつながっているの?と誰かに聞きたくなってしまうんですね。
というわけで、「合格しますか?」の答えは、わかりませんです。
それを決めるのは、あなた自身だと思います。周りがなにか言ったところで、やることは変わりませんし、第一、周りに何か言われたくらいで志望校を変えるのなら、それまでの志望校ですよ。
気合を入れて、がんばってくださいね。
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