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梅雨と「やる気」の話──じめじめする季節、生徒とどう向き合うか

time 2025/06/11

6月に入ってから、生徒たちの様子に少し変化を感じるようになりました。
寒暖差の影響でしょうか、鼻をすすりながら教室に入ってくる生徒もちらほら。
季節の変わり目は、体だけでなく心にも影響が出やすい時期です。

この時期、生徒から「やる気が出ないんです」と言われることも増えてきます。
そんなとき、私は反射的に「がんばろう」と励ますこともありますが、
場合によっては「ちょっとその場で伸びをしてみようか」と身体からリセットを試みることもあります。
やる気が出ないときに一番必要なのは、「責めること」ではなく「切り替え方」を一緒に探ることだと感じています。

かく言う私自身も、じめじめした日はなかなか気持ちが乗りません。
そんな日は、あえて「考えなくてもできること」から手をつけるようにしています。
ルーティン化している事務作業や、教材整理など、頭を使いすぎない作業をこなして、
自分のエンジンを静かにかけていくような感覚です。

生徒にも、調子が出ないときは「1問でいいから解いてみよう」と伝えます。
最初の一歩が出るかどうか、それだけでその日の学習の流れが変わることもあるからです。

保護者の方には、この時期、もし可能であれば学校での行事や友達関係など、
学習以外の話題でもいいので、お子さんとの会話の機会を少しだけ増やしていただけたらと思います。
6月は、学校生活にも少しずつ「疲れ」や「悩み」が見え始めるタイミング。
気になる様子があれば、「カツ」よりも「声かけ」が、今は効くかもしれません。

とはいえ、梅雨のこの時期は、ある意味で“伸びる子”が見えてくる季節でもあります。
定期テストや模試を見据え、地道にコツコツと基礎に向き合っている生徒は、
この後しっかりと結果につなげていく姿が見られます。

季節に振り回されるのではなく、季節に寄り添うように。
講師として、梅雨の季節も生徒たちにとってプラスになるように関わっていきたいものです。