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「やればできる子」は、なぜ“やらない”のか?──その背景にあるものとは

time 2025/06/18

保護者の方とお話をしていると、「うちの子、やればできるんですけどね」という言葉をよく耳にします。
実際、塾の現場でも「力はあるのに動かない」「伸びる素質はあるのに、やる気が見えない」と感じる生徒に出会うことがあります。

では、「やればできる子」がなぜ“やらない”のか。
そこには、いくつかの理由が隠れていることが多いように思います。

たとえば、

  • 完璧主義で、一歩が踏み出せない
  • 失敗を避けたいがために、挑戦を控えている
  • 努力しても変わらないと思い込んでいる(自己肯定感の低さ)
  • 家庭や学校で「期待されすぎている」ことに疲れている
    といった、内面的なブレーキがかかっているケースも少なくありません。

また、「できる」と言われることで、逆にプレッシャーを感じてしまう生徒もいます。
「やればできるって言われるけど、じゃあ、できなかったらどうしよう」と考えてしまい、自分を守るために“最初から本気を出さない”という選択をしてしまうのです。

こうしたケースでは、叱咤や強制よりも、まず安心感を与える関わりが必要です。
本人が「ちょっとやってみようかな」と思える空気づくりが、やる気のきっかけになります。

塾では、その日の行動の中で「できたこと」「よかったこと」に焦点を当てて、声をかけるようにしています。
完璧じゃなくてもいいから、一歩ずつ積み上げていけばいい。
そういうメッセージを、毎回の授業の中で届けるようにしています。

ご家庭でも、「やる気がない」「どうせやらない」と決めつけずに、
小さな行動を見つけて認める声かけをしていただければと思います。
たとえば、「今日、机に向かったね」とか、「ノートまとめてたんだ、いいね」など、
些細なことでかまいません。子どもは“ちゃんと見てもらえている”と感じることで、自信を育んでいきます。

「やればできる子」が動き出すには、「やらされる」ではなく「自分で動いてみたくなる」空気が何よりも大切。
その一歩を、私たち大人が温かく後押しできたら──。
そんな気持ちで、日々子どもたちと向き合っています。